2007/10/31 (水) 22:12
もう大丈夫?〜『注文の多い料理店』
2007/08/18 (土) 22:27
私の中の土神〜『土神と狐』
![]() | 土神と狐 (日本の童話名作選) 中村 道雄、宮沢 賢治 他 (1994/12) 偕成社 この商品の詳細を見る |
《本の紹介》
土神は、綺麗な樺の木に恋をしてしまった。しかし彼女は、上品で見栄っ張りな狐の方が好きらしい。
土神の中でマグマのように沸き起こる怒り。それは自分自身への苛立ちだったのかもしれない。
寂しくて切なくて、自分を抑えることが出来ない。私もそんな気持ちに覚えがあるから、ラストの土神の涙に胸が痛む。
2007/07/29 (日) 23:25
雷鳴のなかで〜『ガドルフの百合』
![]() | ガドルフの百合 宮沢 賢治、ささめや ゆき 他 (1996/11) 偕成社 この商品の詳細を見る |
《本の紹介》
一人旅をしている青年ガドルフが、急な雷雨に遭って入り込んだ無人の家で過ごした一晩の物語。
「おれの恋は、いまあの百合なのだ。
いまあの百合の花なのだ。
砕けるなよ。」
何故か胸に迫るこの言葉。
短いけれど幻想的な絵本。特に雷鳴の中の百合が印象的。 ささめやゆきの絵が物語のイメージを更に鮮烈なものにしている。
2007/06/07 (木) 22:52
人間関係って難しい その2 〜『猫の事務所』
![]() | 猫の事務所 宮沢 賢治、小林 敏也 他 (1983/10) パロル舎 この商品の詳細を見る |
《本の紹介》
竈(かま)の中で寝るから「竈猫」。猫の歴史と地理を調べる猫の第六事務所で働く竈猫は、いつも煤まみれだから他の猫に嫌われる。どんなに一生懸命仕事をしても、皆によく思われるように工夫をしても。
かなしくて、かなしくて涙を流す竈猫の姿にこちらの鼻先もツンとしてくる。
猫の事務所は社会の縮図。あなたなら「竈猫」にどう接する?



