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2007/05/27 (日) 20:15

薫り漂う言葉〜『木』

木
幸田 文 (1995/11)
新潮社
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《本の紹介》
北海道のえぞ松、屋久島の縄文杉…。
樹木に逢うために、北から南まで訪れる著者。そして木々からもらった感動を、美しい言葉で綴る。
それは読みながらふっと土や木々の香りを乗せた風を感じたような気にすらなる美しい文章。直ならざるものに対する著者のまなざしは、苦しみもがきならがも懸命に生きるものへの愛情に満ち、心打たれる。
 
 
《今日のコメント》
時をおいて読むと今まで気にも留めなかった言葉がやけに心に引っかかる。それでも一縷の清冽な風が胸に吹き込む感覚は、いつ読んでも変わらない。

もう何度この本を読んだだろう。

一昨年は遂に私も屋久杉に逢いに屋久島に行った。ご高齢にしてあの山を歩いた著者の、木に対する並ならぬ情熱を改めて感じた。


↓こちらは幸田文生誕100年を記念して刊行された単行本。
木
幸田 文 (2004/08)
新潮社
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